チャータリング
塚田 拓
鉄鋼原料営業グループ
入社9年目
入社9年目
TAKU TSUKADA
※所属部署・入社年次・記事内容は、取材当時のものです。
チャータリングの仕事
マーケット調査・分析
将来の船舶需要を探るべく顧客や貨物ブローカー(仲介業者)と情報交換を行う。マーケットレポート、業界紙で基本的な貨物や船舶の需要動向は押さえつつ、リアルタイムな情報を得るためにも社内外の関係者との密なコミュニケーションが欠かせない。
貨物輸送プランの提案・交渉
顧客が具体的な貨物輸送需要を抱えている場合には、社内関係者と連携しながら顧客にとって最適な輸送プランを提案し、貨物輸送契約の獲得を目指す。顧客の輸送ニーズを満たすだけではなく、当社の利益も確保することも重要なミッション。
顧客サポート
輸送契約を獲得した後も、貨物を無事目的地に輸送完了するまで顧客をサポートする。顧客の要望を即座に船舶の運航に反映したり、船の目的地到着スケジュールをより正確にタイムリーに伝えたりすることは、顧客からの信頼を勝ち得る上で非常に重要。
中・長期船舶需給予測
信頼関係を築きあげた顧客から得た今後の貨物動向から、今後どういったタイプの船が、「いつ」「どこ」で必要となるか予測する。その予測に基づいて船の新規発注など将来への投資を行う。
CAREER
学生時代
大学時代にアメリカへ留学し、世界各国の人と学業やインターンなど生活をともにしたことで、世界を舞台にしてグローバルかつダイナミックに働きたいとの思いが就職活動の軸に。その思いを叶えられ、やりがいを持って働けると感じた会社が川崎汽船だった。
入社〜現在
入社後オペレーション、営業、チャータリングと海運ビジネスについて経験を積み、現在はケープサイズ船のチャータリングと営業を担当。日々、マーケットの状況や景気動向を見ながら配船計画の策定を行う。
今後
これまでの経験をもとに海外勤務にも挑戦してみたい。その後、バックオフィスなど会社組織についての勉強をし、最終的には営業部門で、得てきた知識を還元させ、会社の発展に貢献していくことが目標。
世界を舞台に、
グローバルかつダイナミックに
働きたい
外資系の仕事をしていた父の影響で、将来は自分も英語を使って働きたいと思い、大学時代にはアメリカへ1年間の留学を経験しました。海運業界に興味を持ったのは、留学先の学校で国際物流関連の授業を専攻していたことがきっかけです。海運業界は他の業種と比べ、扱う商材も多種多様で、世界のあらゆる国、人、業界と関わることができるダイナミックさに惹かれました。就職活動中の説明会で川崎汽船に出会い、先輩社員が生き生きとした表情で仕事のことを話す姿を見たことで楽しくやりがいを持って働いていけると感じ、入社を決意。入社後は、実際に船に乗る乗船研修や業務研修を経て、最前線で海運ビジネスのいろはを学ぶため、船のスケジュール管理や出入港の連絡をするオペレーション業務を担当しました。世界各地にある航路の中でも私はヨーロッパ航路に配属。1年目から担当船を持ち、先輩社員のOJTのもと日常的にドイツのスタッフとやり取りをしたり、航海中の船長と連絡を取り合ったりと、入社前に想像していたグローバルな働き方を叶えることができました。
第一線で活躍する、
世界のビジネスパーソンと
交渉する日々
現在は、海外の顧客を相手に営業業務と、チャーターした船にどのような貨物を積載し、世界各国どこに配置するのかを検討するチャータリング業務を行っています。毎日の業務の共通言語は約8割〜9割が英語のため大学時代から培ってきた語学力を生かしながら、世界各国の第一線で活躍するビジネスパーソンたちを相手に交渉する日々を送っています。
海外のビジネスパーソンと対等にやり取りを行うためには謙虚さだけではなく、自分の意見をはっきり伝える意志の強さも重要です。特に海外のビジネスパーソンは考えや気持ちを積極的に言葉にするため、勢いに押されてしまわないよう、私も日々の業務から自分の思っていることを伝えるように意識をしたり、マーケット動向に関する知識をつけたりと今でも試行錯誤を重ねています。自分の頑張り次第で数億円規模の投資に関われる機会もあるため、プレッシャーはもちろん感じますが、社内外の方々にサポートをしてもらいながら会社の売上に貢献できたときはやりがいも大きいです。
海外のビジネスパーソンと対等にやり取りを行うためには謙虚さだけではなく、自分の意見をはっきり伝える意志の強さも重要です。特に海外のビジネスパーソンは考えや気持ちを積極的に言葉にするため、勢いに押されてしまわないよう、私も日々の業務から自分の思っていることを伝えるように意識をしたり、マーケット動向に関する知識をつけたりと今でも試行錯誤を重ねています。自分の頑張り次第で数億円規模の投資に関われる機会もあるため、プレッシャーはもちろん感じますが、社内外の方々にサポートをしてもらいながら会社の売上に貢献できたときはやりがいも大きいです。
多様な知見を吸収し、
営業に還元することが目標
仕事でもっとも大切にしていることは、誠実さを持ってコミュニケーションをとること。顧客を含め社内の人に対しても、当たり前かもしれませんが、嘘をつかないことが私のモットーです。信頼関係を築くのは時間がかかる上、万が一壊れてしまったら取り戻すのには多くの時間を費やさなければなりません。経験を重ねる中で「この人と仕事をしたいな」と自分が感じる人は、共通して仕事に真摯に向き合い、丁寧に対話をしてくれる方だとわかったからこそ、自分も相手にとってそういったビジネスマンでありたいと思っています。
入社してから9年が経ち、ジョブローテーションを通してオペレーション、営業、チャータリングと幅広く経験を積ませてもらいましたが、私は世界各地の人と直接関わっていける営業の仕事が好きです。ですが、営業だけを続けていても自分の成長が止まってしまうと考えているため、今後は海外勤務や財務・経営企画などのバックオフィスにて知見を広げ、より多角的な立場から営業の仕事を考えられるようになりたいと思っています。そして最終的には、積み重ねた知見を営業部門に還元したいと思っています。
入社してから9年が経ち、ジョブローテーションを通してオペレーション、営業、チャータリングと幅広く経験を積ませてもらいましたが、私は世界各地の人と直接関わっていける営業の仕事が好きです。ですが、営業だけを続けていても自分の成長が止まってしまうと考えているため、今後は海外勤務や財務・経営企画などのバックオフィスにて知見を広げ、より多角的な立場から営業の仕事を考えられるようになりたいと思っています。そして最終的には、積み重ねた知見を営業部門に還元したいと思っています。
SCHEDULE 01
SCHEDULE 02
9:00
出社。海運マーケットレポートや船のスケジュールをチェック。
10:00
シンガポールの会社の勤務時間。ブローカーと会話し情報収集。
11:00
入手した情報をもとに自社船隊の配船を整理、船・貨物の調達計画を練る。
12:00
ランチは仲間といつもの店へ。
14:00
顧客への運賃オファー準備。マーケット動向に目を光らせる。
16:00
ヨーロッパの会社の勤務時間。
17:00
最適貨物を選定し、顧客へ運賃オファー。
18:00
契約内定。契約内容を整理し社内報告し、退社。
9:00
出社。顧客面談に向け資料を準備。
10:00
顧客面談。海運・コモディティマーケットなど意見交換も。
11:30
顧客とランチ会食。
13:00
海運マーケットレポートや船のスケジュールをチェック。
14:00
船主と面談。新しく仲間にできる船はいないか議論。
16:00
海外は祝日が多くマーケットに動きなし。
17:00
退社。チームのメンバーと最近の契約締結を祝して乾杯。
DAY OFF
オフの日の過ごしかた
登山、ゴルフ、草野球など身体を動かすこともあれば、麻雀や食事に行くなど、とにかく家から出ることが多いです。最近は、1週間の最後にサウナで心身ともにリラックスさせ、日々の疲れをリセットしています。友人と旅行やキャンプを兼ねて地方の有名なサウナ施設めぐりをすることもあり、OFFの日を自分なりに満喫しています。
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