海外勤務
芝 亮行
“K” Line LNG Shipping (UK) Ltd.
入社10年目
入社10年目
AKIYUKI SHIBA
※所属部署・入社年次・記事内容は、取材当時のものです。
海外勤務の仕事
海外顧客との関係構築
現在進行中の輸送案件について、顧客と輸送進捗をこまめに共有し、また顧客の関心の高いマーケット情報についても情報提供を行いつつ、将来の輸送需要等にもアンテナを張って情報収集を行う。
現地マーケットの情報収集・発信
域内マーケットや国際情勢に関しては現地でしか入手できない情報も多く、現地顧客・地場のブローカーとのコミュニケーションが欠かせない。その情報は本社などの社員へ共有され、次なる一手の材料となる。
東京本社との橋渡し
日々の業務ではロンドンだけでなく東京本社との連携も欠かせない。顧客との会議や社内での打ち合わせ内容を本社に滞りなく報告。逆に本社からの情報や意見を社内に共有し、本社とロンドンで“K”LINE一体となって業務を進める。
海外オペレーション
世界中を縦横無尽に行き交う当社船隊の運航管理業務は、時差の都合から東京本社のオペレーション部隊だけではタイムリーな対応が難しい場合も。そのため、海外の主な拠点にも部隊を配置し、きめ細かい対応を実現。
CAREER
学生時代〜前職
日本・世界経済を支える仕事、海外で働く機会の多さ、自分自身で勝負できるフィールドを軸に就職活動をし、商業銀行へと入社。さまざまな経験を積む中で、海運業界への想いが次第に強くなり、“K”LINEへの転職を決意。
入社〜現在
2016年5月に入社し、エネルギー事業企画調整グループ企画開発チームで、海外子会社の会社管理とエネルギー部門全体の収支取りまとめを担当。2019年7月より“K” Line LNG Shipping (UK) Ltd.に異動し、LNG船の運航管理、船舶管理を行う。
今後
短期的には、LNG船の新規プロジェクトに携わり、ゼロから仕事を作り上げることにチャレンジしたい。そして中長期的には、日本のエネルギー政策に対し、川崎汽船の一員として何かしらの形で貢献していきたい。
少人数だからこそ得られる
大きなやりがい。
憧れ続けた海運業界での
新たなチャレンジ
親が海運業界で仕事をしていたこともあり、海運は小さな頃から身近な存在で、かついつか目指したい目標のような場所でもありました。そうした中、就職活動でご縁があった商業銀行に入社。後に、さまざまな経験を積んでいく中で、より実体経済に携わりたい、より世界を感じる仕事をしたいと思うようになり、どんどん海運への想いが強くなっていったんです。
そうして、改めて中途採用として海運業界にチャレンジすることを決意しました。川崎汽船を選んだのは、「“K”LINEスピリット」への共感と、本当に若手でもどんどん前に出ていける環境があると思ったからです。転職活動中に、先輩社員の方々と実際に話をする機会があったのですが、みんな心から「うちは上下関係にとらわれない、自由闊達な会社だ」と言っていたのが印象的でしたね。実際に入社した後も、この時感じた会社のイメージが揺らいだことはありません。海運業界の中では比較的少人数な川崎汽船だからこそ、若手が会社の中心となって活躍していけるんです。
そうして、改めて中途採用として海運業界にチャレンジすることを決意しました。川崎汽船を選んだのは、「“K”LINEスピリット」への共感と、本当に若手でもどんどん前に出ていける環境があると思ったからです。転職活動中に、先輩社員の方々と実際に話をする機会があったのですが、みんな心から「うちは上下関係にとらわれない、自由闊達な会社だ」と言っていたのが印象的でしたね。実際に入社した後も、この時感じた会社のイメージが揺らいだことはありません。海運業界の中では比較的少人数な川崎汽船だからこそ、若手が会社の中心となって活躍していけるんです。
スピードと正確性の両方を極め
スケールの大きな仕事を
成功へと導く
現在はロンドンにある“K” Line LNG Shipping (UK) Ltd.に在籍し、LNG船の運航管理、船舶管理に従事しています。入社前からLNG船の運航に携わりたいと思っていましたので、希望通りの仕事ができて本当に楽しいですね。
仕事は、担当船の動静把握や緊急時の対応といった現場に近いものから、船員費や予備品費など船舶運航に必要な費用の予算策定、予算と実績の比較・差異分析といったデスクワークまで多岐にわたります。咄嗟の判断、スピードを要する業務をこなす一方、腰を据えてじっくり取り組む業務もあり、ユニークで刺激的な毎日です。
LNGは普段目にする機会はないと思いますが、私たちの生活に欠かすことのできないエネルギー資源であり、またその事業規模も一つの航海で数十億円に達し、そのスケールの大きさは他ではなかなか味わうことができないのではないでしょうか。世界中の海を走る船を見ていると、本当にグローバルな仕事をしているんだなぁと実感します。
仕事は、担当船の動静把握や緊急時の対応といった現場に近いものから、船員費や予備品費など船舶運航に必要な費用の予算策定、予算と実績の比較・差異分析といったデスクワークまで多岐にわたります。咄嗟の判断、スピードを要する業務をこなす一方、腰を据えてじっくり取り組む業務もあり、ユニークで刺激的な毎日です。
LNGは普段目にする機会はないと思いますが、私たちの生活に欠かすことのできないエネルギー資源であり、またその事業規模も一つの航海で数十億円に達し、そのスケールの大きさは他ではなかなか味わうことができないのではないでしょうか。世界中の海を走る船を見ていると、本当にグローバルな仕事をしているんだなぁと実感します。
私たちを信頼してくれる顧客のために
「どうすればできるか」を考え抜く
船の運航には実は非常にシビアな運航スケジュールが定められており、機器の故障や突然のアクシデントに対していかに迅速に対応できるかが、腕の見せ所でもあります。
世界規模で入国制限や入港制限が掛かり、乗務員の交代や機器の備品搬入が計画通りに進められないなど、想定外のアクシデントが立て続けに起こった時がありました。そうした中でも船の運航スケジュールをちゃんと守れるように、限られた時間で現場の状況を正確に把握、また並行して社内関係部署から国や港の規制を確認し、船のスケジュールにどのような影響があるのか、対応方法を傭船者と協議。船長や傭船者といつも以上に密に連携し、関係者一丸となってこの予想外の事態を乗り越えられたのはとても達成感があり、良い経験となっています。
顧客は私たちを信頼し、川崎汽船だからこそ仕事を任せてくれています。だからこそどんなに困難な壁にぶつかったとしても、そこで諦めてしまったり歩みを止めてしまったりしてはいけません。常に顧客への感謝の気持ちを忘れず、できない理由を探すのではなく、どうすればできるかを考えることが大切なんです。
世界規模で入国制限や入港制限が掛かり、乗務員の交代や機器の備品搬入が計画通りに進められないなど、想定外のアクシデントが立て続けに起こった時がありました。そうした中でも船の運航スケジュールをちゃんと守れるように、限られた時間で現場の状況を正確に把握、また並行して社内関係部署から国や港の規制を確認し、船のスケジュールにどのような影響があるのか、対応方法を傭船者と協議。船長や傭船者といつも以上に密に連携し、関係者一丸となってこの予想外の事態を乗り越えられたのはとても達成感があり、良い経験となっています。
顧客は私たちを信頼し、川崎汽船だからこそ仕事を任せてくれています。だからこそどんなに困難な壁にぶつかったとしても、そこで諦めてしまったり歩みを止めてしまったりしてはいけません。常に顧客への感謝の気持ちを忘れず、できない理由を探すのではなく、どうすればできるかを考えることが大切なんです。
SCHEDULE 01
SCHEDULE 02
6:30
起床。20分で家を出て、BBCを聞きながら通勤。
8:00
出社。朝食を取りつつ、メールチェック。時差もあるため、毎日山のようにメールが溜まっている・・・
9:00
東京、シンガポールの同僚とTV会議。お互いに情報共有。
10:30
チーム会議。担当船の現状をアップデート。担当外の船の情報も欠かさずチェック。
12:00
昼食。職場近くの行きつけのラーメン屋へ。
14:00
他チームを交えて、担当船の前四半期の運航実績の振り返り。
15:30
船長と電話で最新の運航スケジュールを確認し、社内関係部署に共有。
17:00
資料作成。
19:00
退社。先輩方と行きつけのPubへ。今日もギネスが美味しい!
6:30
起床。20分で家を出て、BBCを聞きながら通勤。
8:00
出社。朝食を取りつつ、メールチェック。時差もあるため、毎日山のようにメールが溜まっている・・・
9:30
全社会議。全社員が集まって必要情報を共有。
10:30
他チームと定例ミーティング。担当船のUpdateはもちろん、担当外の船の話はチームに共有。
12:00
昼食。日本食屋でいつも通りの肉うどん大盛!
13:30
傭船者から問い合わせ。契約書を再確認の上、対応。
15:00
他チームと先月の船舶管理費用実績の差異分析。
17:00
資料作成、オーバーナイトで東京にメール。
19:00
退社。現地社員と行きつけのPubへ。今日もギネスが美味しい!
DAY OFF
オフの日の過ごしかた
緑が多い土地柄もあり、休日の朝はよくランニングをしてリフレッシュしています。それ以外にも、友人と公園でピクニックをしたり、のんびり過ごしたりすることが多いですね。またヨーロッパの近隣諸国へ気軽に行けるため、1泊・2泊ぐらいの短めの旅行に行くことも。ロンドンで生活しているんだなぁと実感します。時間があるときは英語の勉強もして、仕事もプライベートもより充実させられるようにしています。
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