営業
石黒 夢樹
自動車船営業グループ
入社3年目
入社3年目
YUMEKI ISHIGURO
※所属部署・入社年次・記事内容は、取材当時のものです。
営業の仕事
マーケット調査・分析
将来の船舶需要を探るべく顧客や貨物ブローカー(仲介業者)と情報交換を行う。マーケットレポート、業界紙で基本的な貨物や船舶の需要動向は押さえつつ、リアルタイムな情報を得るためにも社内外の関係者との密なコミュニケーションが欠かせない。
貨物輸送プランの提案・交渉
顧客が具体的な貨物輸送需要を抱えている場合には、社内関係者と連携しながら顧客にとって最適な輸送プランを提案し、貨物輸送契約の獲得を目指します。顧客の輸送ニーズを満たすだけではなく、当社の利益も確保することも重要なミッション。
顧客サポート
輸送契約を獲得した後も、貨物を無事目的地に輸送完了するまで顧客をサポートする。顧客の要望を即座に船舶の運航に反映したり、船の目的地到着スケジュールをより正確にタイムリーに伝えたりすることは、顧客からの信頼を勝ち得る上で非常に重要。
中・長期船舶需給予測
信頼関係を築きあげた顧客から得た今後の貨物動向から、今後どういったタイプの船が、「いつ」「どこ」で必要となるか予測する。その予測に基づいて船の新規発注など将来への投資を行う。
CAREER
学生時代
オーストラリアへの留学経験から、日本人としての誇りを持って世界というフィールドで活躍することを目指し、川崎汽船に入社。
入社〜現在
中南米諸国向けの自動車集荷営業を担当。世界各国の代理店と連携しながら、川崎汽船としてできることをスピード感を持って考え抜き、日々数十万ドル規模の金額を動かす。
今後
川崎汽船の看板に甘んじることなく、自分らしさを前面に出した営業で顧客との信頼関係を築きたい。義理や人情に厚い、人々から信頼される営業パーソンを目指す。
日本人としての誇りを胸に
世界中に日本の魅力を届けたい
学生時代、半年間ほどオーストラリアで働く経験をしたのですが、言語の壁や自信のなさが原因で、思うように自分を出すことができませんでした。しかしその一方で、自動車や電化製品、果ては和牛に至るまで、日本の品質の高さを実感。日本人としての誇りを持って、世界で活躍したいと強く思うようになったのです。
そうして、世界を舞台に自分の存在意義を存分に発揮していける仕事を探している時に川崎汽船に出会いました。それまで海運業界に興味があったわけでもなく、川崎汽船という名前も知らない自分でしたが、業界研究や説明会、面接をしていくうちに、その魅力にどんどん引き込まれていきました。
常に海外と隣り合わせ、文字通り"世界を舞台"にする壮大なスケール感、一人当たりの取扱額の大きさ、私たちの生活になくてはならない業務内容など、そのすべてが私がやりたいと思っていた理想そのもの。無事に内定を頂けた時は本当に嬉しく、他の会社と迷う要素は一つもありませんでした。
そうして、世界を舞台に自分の存在意義を存分に発揮していける仕事を探している時に川崎汽船に出会いました。それまで海運業界に興味があったわけでもなく、川崎汽船という名前も知らない自分でしたが、業界研究や説明会、面接をしていくうちに、その魅力にどんどん引き込まれていきました。
常に海外と隣り合わせ、文字通り"世界を舞台"にする壮大なスケール感、一人当たりの取扱額の大きさ、私たちの生活になくてはならない業務内容など、そのすべてが私がやりたいと思っていた理想そのもの。無事に内定を頂けた時は本当に嬉しく、他の会社と迷う要素は一つもありませんでした。
桁違いの取引額、
数百人の関係者を動員。
伸し掛かるプレッシャーを、
自らの力で跳ねのける
現在は自動車船営業グループに所属しており、中南米カリブ諸国向けの自動車の集荷営業を行っています。主な業務は中南米カリブ諸国向けに車両を輸送したい自動車メーカーや商社といった顧客から、自動車の台数・車種・輸送スケジュールの要望などの依頼を受け、担当本船のスペース管理を行うこと。本船の物理的な大きさに対して、効率良く車両を積載するため、車両台数を調整したり、他の船を手配したり、まるで複雑なジグソーパズルを一つずつ組み立てていくような感覚です。
こう書くと単純な仕事のように感じられるかもしれませんが、現実では台風や事故などが起こったり、顧客の要求レベルが高かったり、そもそも取り扱う額が数十万ドルという桁違いの数字であったりと、プレッシャーは計り知れません。しかし、自分の計画したプランやスケジュールによって数十人、数百人の人が一斉に動き出していく様は壮観で、何ものにも代えがたいやりがいを与えてくれます。
こう書くと単純な仕事のように感じられるかもしれませんが、現実では台風や事故などが起こったり、顧客の要求レベルが高かったり、そもそも取り扱う額が数十万ドルという桁違いの数字であったりと、プレッシャーは計り知れません。しかし、自分の計画したプランやスケジュールによって数十人、数百人の人が一斉に動き出していく様は壮観で、何ものにも代えがたいやりがいを与えてくれます。
顧客第一を貫くからこそ
対等な立場でいなければならない
この仕事は、限られた本船のスペースの中でいかに多くかつ効率的に車両を集荷・積載できるかで、収益が大きく左右されます。営業として少しでも多くの収益を目指したいのは山々ですが、何か不測の事態が起こった時でも対応しきれるような、ちょうど良い余白を持っておくことも大切です。入社2年目になる頃、営業として限界ギリギリを攻めすぎ、物理的に積載できないという事態に陥りかけたことがあります。その時はなんとか積載しきることができたのですが、もし失敗していれば、顧客はもちろん関係者すべてに迷惑を掛け、信頼を失っていたかもしれません。こうした経験があったからこそ常に先を読み、仮説を立て、あらゆるケースに対応できるプランを組み立てる大切さを学びました。
私たち営業の第一の使命は、顧客の要望を叶えることです。しかし、それは決して御用聞きになれということではありません。対等な立場で、無理なものは無理とはっきり言ってあげることも営業の大切な仕事の一つ。そうして、最後の最後に顧客が満足してくれるまでしっかりと寄り添うことができて、初めて本物の営業パーソンになれたといえるのではないでしょうか。
私たち営業の第一の使命は、顧客の要望を叶えることです。しかし、それは決して御用聞きになれということではありません。対等な立場で、無理なものは無理とはっきり言ってあげることも営業の大切な仕事の一つ。そうして、最後の最後に顧客が満足してくれるまでしっかりと寄り添うことができて、初めて本物の営業パーソンになれたといえるのではないでしょうか。
SCHEDULE 01
SCHEDULE 02
7:00
起床。通勤時は新聞に目を通す。
8:30
出社。中南米カリブ地域からのメールを優先的にチェック。
11:00
トラブル対応。急いで最適な配船プランを練り直す。
12:00
天気がいいので同期とレストランでランチ。
13:00
顧客訪問。最新の情報を交換し合う。
15:00
帰社後、議事録作成。
17:00
確認事項を整理。英語でメールを返信。
19:00
退社。ドラマ鑑賞と読書でリラックス。
8:30
起床。フレックスで10時出社なのでいつもよりのんびり。
10:00
出社。メールチェックと返信。
11:00
電話とメール対応。
12:00
会社周りのレストランで気分転換のランチ。
13:00
社内ミーティング。各航路最新状況を共有。
14:00
明日の顧客訪問に備え、資料作成。
17:00
必須業務をこなし、明日のTo Doリストをチェック。
19:00
大学時代の友人と夕食。
DAY OFF
オフの日の過ごしかた
休日は友人と集まったり、読書・映画鑑賞したり。平日に会うことのない、職場や環境の異なる人とコミュニケーションをとることはいい刺激になります。長期休みでは海外旅行に出かけ、見聞を深めるように。今できることや興味あることを全力で取り組んでいます。近い将来、担当地域の中南米に旅行しようと思っています。
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