起床。朝食。
Interview
Takuya Takahashi
経験と知識で
海上物流を支え、
世界の架け橋となる。

一等機関士
髙橋 拓弥
海上勤務
2013年新卒採用
(2020年取材当時、入社7年目)

Q. 海上職を志望した理由は?
昔から手に職をつけた職人気質な人や、プロフェッショナルと言われるような何かを極めた人に強い憧れを持っていたため、海上職を志望しました。自分たちの持つ経験と知識、そして技術を用いて様々な案件やトラブルに対応するこの仕事は、まさにプロフェッショナルと呼ぶにふさわしいものです。また、海の上が仕事場で世界を舞台に仕事をするスケールの大きさや、長期乗船・長期休暇という一般的な職種とは異なる働き方も魅力を感じました。
Q. 自社養成プログラムを受けた感想は?
自社養成コースは全く船の知識がない状態から、船の免許である海技免状を取得することを目標に教育課程が組まれています。当初は海技試験の過去問を見ても全く内容が理解できず、こんな自分でも免状が取得できるのか不安に思っていました。しかし、海技大学校や自社研修所で学んだり、訓練船で実習を積んだりすることで、徐々に内容が理解できるようになりました。船乗りになるという同じ志を持った仲間とともに切磋琢磨しながら学んだ日々は、私にとってかけがえのない経験です。



Q. 海上職員として働いてみてどうですか?
二等機関士として、乗船中は発電機やボイラーといった船の運航に欠かせない重要機器を担当しています。自分の担当機器の不具合で船が止まってしまう恐れもあり、プレッシャーに負けないよう過ごすのは大変ですが、全長300m以上もある巨大船舶の運航に携わり、世界の物流の一助となっていることにやりがいを感じています。不具合がないよう整備を行うことが前提とはいえ、予期せぬトラブルが起きてしまった際は、自分の知識と経験で解決して復旧。その時の達成感は言葉で言い表せないほどです。
海上職を希望している方は、私と同じように就職活動を通して初めて船員という仕事と向き合う方も多いのではないでしょうか。新しい道に進むことに対する不安は大きいかもしれませんが、思い切って一歩を踏み出してください。川崎汽船は船員の育成・教育に力を入れており、研修制度が充実しています。自社養成コースで知識とノウハウを身につけることができるので、入社前に知識がなくても問題ありません。船員になりたいという夢と希望、そして覚悟を持っていることが何よりも大切です。


一日のスケジュール
Schedule
海上勤務時
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7:00
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7:45
朝会で当日の作業予定や運航スケジュールを確認。
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8:00
機関部作業前ミーティングで作業の注意点を皆で確認。その後、担当機器の整備やプラントの見回りを実施。
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12:00
昼食。
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13:00
整備作業の続き。レポートなどの書類作成。
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17:00
機関部終了ミーティングで、作業の報告や機器の状態を共有。
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17:30
夕食。
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18:00
必要に応じてメールや作業レポートの作成。
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19:00
ドラマや映画を鑑賞したり、ラウンジでリフレッシュタイム。
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22:00
当番の日は機関室を見回り。
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23:00
明日に備えて就寝。
陸上勤務時
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7:00
起床、朝食。
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9:00
出社してメールチェック。その後は各案件について関係者と打合せ。
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10:30
チームミーティングで業務の進捗を共有したり、進め方を相談。
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12:00
同僚と昼食。
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13:00
午後勤務開始。書類の作成や確認作業。
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18:30
退社。帰宅して夕食、家族と団欒。
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23:00
明日に備えて就寝
