Interview

Haruka Shimakura

緻密な情報分析のもと、

自動車船部門全体の

事業戦略を策定する。

事業企画

嶋倉 遥

自動車船事業グループ  
企画統括チーム

2024年キャリア採用
(2024年取材当時、入社1年目)

Profile

大学卒業後、大手自動車メーカーを経て、外資系コンサルファームにて勤務。その後、「グローバルに活躍できる」「成長機会がある」企業を求めて転職を志し、その希望にマッチした当社に入社した。入社後、現部署に配属され、今に至る。

01

変化が激しく、予測困難な

自動車船事業に向き合いつつ、

その戦略を担う。

Q. 現在の仕事内容を教えてください。

自動車船事業グループのミッションは、環境対応を強みとし、顧客に信頼されるグローバルインフラとして持続的な収益を確保すること。
この達成に向けて、私が所属する企画統括チームは、自動車船部門全体の中期経営計画や事業戦略の策定に取り組んでいます。各国の自動車販売台数推移を見てどこからどこまでの輸出入が増えるのか、マーケット全体の自動車船の数がどのように推移していくのかを検証し、当社の強みも踏まえた戦略に落とし込んでいきます。

Q. 仕事の中でやりがいを感じるのはどんなところですか?

そもそも海運業界自体、外部要因や地政学リスクに影響されやすく、予測が難しい業界です。それに加えて、私たち自動車船事業部門が向き合う自動車業界は、CASE(Connected:コネクティッド/Autonomous:自動運転/Shared & Service:シェアリング・サービス/Electric:電動化)という言葉に象徴されるように、大きな変革期を迎えています。
そのため、自動車船事業の将来を語るのは非常に困難ですが、有用な情報を素早くキャッチして、迅速かつ正確な予測をすることが重要です。困難ながらも、世界中の事象を踏まえ、自分たちのビジネスにどう影響するのか、分析及びアウトプットすることに面白さを感じています。
また、自動車船事業は、川崎汽船の中でも成長を牽引していく事業と言われており、その戦略を任されていることに責任とやりがいを感じています。

02

全世界を視野に入れ、

事業の成長に向けて、

新たな取り組みに挑む。

Q. これまでで印象に残っていることは何ですか?

自動車船部門の新しい取り組みとしてROIC経営の実現を担当し、実用化に貢献したことです。各航路の資本効率性をより詳細に可視化できるようになり、事業に貢献できた実感がありました。
また、海外オフィスのメンバーを東京に招集して開催した「グローバル会議」の取りまとめを担当したことも印象に残っています。会議の内容は、決められたテーマに沿って、メンバーそれぞれが戦略をプレゼンし、皆でディスカッションを行うというもの。普段、対面できない海外オフィスのメンバーたちと直接話し、改めて、当社にはグローバルに優秀な人材が揃っていて、それこそが強みなのだと実感しました。

※ROIC経営:「Return on Invested Capital(投下資本利益率)」を経営指標とした経営手法

Q. 今後の目標を教えてください。

企画統括チームのメンバーとしての目標は、ある程度の仮説でも良いので、未来予測に基づいて、自動車船事業部門としての戦略を打ち出していくことだと考えています。これは非常に難しいことではあるのですが……」。私が前職で培った経験や知見を柔軟に受け入れてくれるチームなので、思ったことは積極的に発信するようにしています。
また、個人のキャリアビジョンとしては、自動車船事業部門の中でも、営業やオペレーションなど、より現場に近い業務にも挑戦したいと思っています。そしてゆくゆくは海外駐在を経験してみたいですね。
いろんな選択肢が広がる、この先のキャリアが楽しみでもありますが、今は目の前のことを丁寧に一生懸命頑張りたいと思います。

一日のスケジュール

Schedule

  • 7:30

    起床。日課の朝ドラを見ながら朝食。

  • 9:30

    出社。コーヒーを飲みながらメールをチェック。

  • 10:30

    チーム内で今週のToDoやスケジュールを確認。

  • 12:00

    同僚とオフィスの周辺でランチ。

  • 13:00

    上層部と戦略立案や、分析の方向性について確認、議論。

  • 15:00

    会議の内容を踏まえて、分析・資料作成を進める。

  • 17:30

    退社。家でのんびり過ごすか、頑張れそうな日はランニング。

世界の“つなぎ方”

自動車船部門全体の中期経営計画を策定する上では、全世界の情勢を見る必要があります。それは、米国新大統領就任、中東情勢等、世界で起きていることが全世界で船を動かしている私たちのビジネスにダイレクトに響いてくるからです。
そのため日頃から、より幅広い視野で情報をキャッチし、戦略に生かすように心がけています。

きみは、世界どうつなぐ?