息子とともに起床。
Interview
Yusuke Igarashi
先端デジタル技術で
当社のDX戦略を推進し、
次代の海運業界を創造する。

技術
五十嵐 祐介
デジタル戦略グループ
デジタル戦略チーム
2017年新卒採用
(2023年取材当時、入社7年目)
Profile
若手のうちからチームを動かす裁量を持ち、日本経済を支えるダイナミックな仕事がしたい。その思いにマッチした海運業界を志望。
入社後、オペレーション業務、営業を経て、現部署に異動し、今に至る。

01
多様なバックグラウンドを
持つ人たちと、チームを組み、
ダイナミックな仕事がしたい。
Q. 海運業界を志したきっかけは?
学生時代は水泳部の主将を務め、強みの異なる仲間たちとチームになり、目標に向かって進むことに面白さを感じていました。主将として「自分がいなくなった後も、機能するチームにしたい」と考え、チームづくりにも注力。それらの経験から「多様なバックグラウンドを持つ人たちとチームを組み、日本経済を支え、後世に語り継がれる仕事がしたい」と思うようになりました。
そんな中で出会ったのが、海運業界。船という世界最大の輸送ツールを用いて、世界各地の顧客、パートナー企業など多様な関係者とともにビジネスに取り組めるところが一番の魅力だと感じました。
Q. その中でも当社へ入社を決めた理由を教えてください。
若手のうちから裁量を持ち、異なる考え方を持つステークホルダーたちと協働しながら働いていた先輩社員の姿に憧れを持ったことが入社の決め手となりました。
入社してからはすぐに担当船を持ち、先輩社員とともに海運ビジネスの知見を深め、入社3年目には営業も経験。入社前に思い描いていたスピード感やダイナミックさを直に体感する日々は不安もありましたが、先輩方がいつも気にかけてくれ、きめ細かなサポートをしてくれる環境は心強く、仕事に専念することができました。




02
海運の実務経験をベースに、
デジタル技術を用いて、
様々な経営課題を解決する。
Q. 仕事に取り組む上で大切にしていることは何ですか?
入社してから先輩に教えてもらい、印象的だった言葉が2つあります。
1つ目は「お客様に『困ったら五十嵐に相談しよう』と思ってもらえるように行動しよう」です。
私は、すでに長くお取引がある顧客を引き継いで担当することが多かったため、先輩方が築き上げてきた信頼関係を壊してはならない、そのうえ相手はベテランの方々ばかりという状況に萎縮してしまっていました。しかし経験値では及ばないからこそ、顧客の安心感のためにスピーディな返信を心がけたり、新たなビジネスチャンスがないか分析をしたり、自分にできる価値を提供していきました。そのおかげか、顧客から自分宛に相談をいただき、新たな仕事につなげられた時は自信にもなりました。
2つ目は「目の前ではなく、お客様を見て仕事をしよう」です。船の輸送のプロセスには、船の持ち主をはじめ、実際に乗船する船長・船員、港の管理者などたくさんの関係者がいます。日々仕事をしていると、ついつい目の前の相手ばかりに気を取られてしまいがちですが、船で貨物を運んだ先には、さらなる顧客やエンドユーザーがいます。
上司や会社、目の前の相手ではなく、もっと広い視野を持って仕事をする。この言葉は今でも私の仕事のベースとなっています。
Q. 現在の仕事内容を教えてください。
現在は現場から一歩離れ、デジタル技術で様々な経営課題を解決するデジタル戦略グループの一員として、DX戦略の立案と実行を担当しています。
これまで積み重ねてきた経験や知見を生かせる仕組みづくりへの異動は、かねてからの希望でもありました。具体的な業務の一例として、貨物の積載業務の最適化があります。貨物の積み込みはこれまでベテランの職人技で成立しており、属人的になってしまう課題がありました。その技術をデジタルに落とし込んで分析することで、誰もが安全に効率よく業務を担える仕組みをつくろうと、企画・検討などをしています。
AIやITといった最先端技術を使い、会社の経営課題の解決だけに留まらず、少子高齢化が進む日本でも今と同じように海運業界が機能していける未来に貢献している実感は、大きなやりがいにもなっています。
プロジェクトは10年単位で進むため、1日の歩みは小さなものかもしれません。ですが、私には子どもがいるので、その子どもたちが大きくなった時には今よりも明るい日本になることをモチベーションに、未来への一歩を着実に進んでいると感じています。


一日のスケジュール
Schedule
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7:00
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9:00
今日は、在宅勤務。
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9:30
米国のITベンダーと打合せ。
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11:00
午後の会議に向け、議題と課題の再確認。
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12:00
家族そろってランチへ。
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13:00
社内外のプロジェクトメンバーとWeb定例会。
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15:00
案件立ち上げに向けた決裁書類の作成。
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18:00
業務終了。子どもと遊ぼう!

私の世界の“つなぎ方”

世界各地のお客様、パートナー企業など、多様な関係者とともにビジネスに取り組む中で意識しているのは、「誰のため」「何のため」に仕事をしているのか、常に見失わないようにすることです。
また、それを一緒に働く関係者とも共有し、可能な限り同じ方向を向いて仕事ができる環境づくりを心がけています。そうしてお互いが理解し合えることで、より良く世界をつなぐことができると信じています。
