起床。息子のご機嫌を取りつつ保育園へ。
Interview
Komei Yokoyama
カーボンニュートラルに向けて、
洋上風力発電に必要不可欠な
船舶に関わるビジネスを展開。

営業
横山 功明
エネルギー事業戦略グループ
洋上風力チーム
2024年キャリア採用
(2024年取材当時、入社1年目)
Profile
大学卒業後、新卒で重工メーカーに入社し、火力発電設備のアフターサービス営業に従事。その後、新卒での就職活動時より憧れを抱いていた海運業界への転職を決意し、当社に応募し入社を果たす。
入社後、現部署に配属され、今に至る。

01
洋上風力発電分野において、
当社ビジネスの
新たな道を切り拓いていく。
Q. 当社に転職した理由を教えてください。
大学卒業後、新卒で入社した重工メーカーで10年間、火力発電設備のアフターサービス営業に従事していました。しかし、そもそも新卒時の第一志望は海運業界でした。島国・日本にはなくてはならない存在であり、船というスケールの大きいツールを使い、世界を股にかける仕事に大きな魅力を感じていたのです。
前職では社会に対するインパクトの大きな仕事に携わり、やりがいも感じていたのですが、やはり海運業界への憧れを捨て切れず、社会人10年目という節目の時期に転職を決意。そして海運業界の中でも、非財閥系で自由な雰囲気に魅力を感じた当社への入社を決めました。
Q. 現在の仕事内容を教えてください。
カーボンニュートラルに向けた取り組みの一環として、洋上風力発電関連の作業船や地質調査船に関わるビジネスに取り組んでいます。洋上風力発電ビジネスは、欧州で先行して発展しています。
一方、日本では今、国が洋上風力発電の導入を推進しており、2020年代後半より、日本の様々な海域で洋上風力発電の建設が進んでいきます。そうした状況の中で圧倒的に不足しているのが、作業船やクレーン船、物資や人を運ぶ輸送船、地質調査船など。私のミッションは、そうした“船”という形で、様々な洋上風力発電プロジェクトにソリューションを提供していくことです。
日本では洋上風力発電自体が発展途上段階にあり、当社としてビジネスを展開していく上でも、「何が正解か」わからない中で試行錯誤の連続。そのため道なき道をゆく困難さがありますが、その一方で新しい道を切り拓いていく面白さを感じています。




02
お客様のニーズを
正確にとらえ、
適切なソリューションを提供。
Q. これまでで印象に残っていることは何ですか?
海洋地質の調査需要に対応すべく2024年に海外の海洋地質調査会社と共同で設立したJVで、お客様から調査業務を受注し、一つの調査を完遂させたことです。
調査にあたって、私は海外からの技術者のサポートや、調査業務プロジェクトの採算管理などを担当。その中で苦労したのは、お客様が求めているHSEQ(Health, Safety, Environment & Quality : 健康・安全・環境・品質)の要求水準が元来の海運業界のものと異なること。現場で調査業務を進めていく中で、日々その要求水準にアジャストしていく努力を重ねました。
試行錯誤の連続でしたが、そこでノウハウが蓄積されたことは当社としての財産に。この財産のもと、次回はよりスムーズに調査を進められるようにしようとプランを描いています。
Q. 今後の目標を教えてください。
今、私が注力しているのは、当社がインドネシアの船を、日本の海域でも対応できる形に改修して、日本に持ってきた地質調査船を、洋上風力発電事業者のお客様にご紹介すること。
そこでは、洋上風力建設にあたって施工コストを極力抑えるためにはどういう海洋地質調査が必要で、調査遂行のためにどのような対策が必要なのか、そしてお客様はHSEQを守るためにどのような条件を設定しているのか……など、詳細なニーズをつかみつつ、さらにそれを当社が提供するソリューションとどう擦り合わせるか、を詰めていく必要があります。
目下の目標は、この地質調査船のビジネスを形にすること。さらにその先の目標は、私たちが地質調査船をはじめとした船の提供を通して関わった洋上風力発電所が出来上がるのを見届けること。それはおそらく2020年代後半になると思いますが、その完成を想像して今からワクワクしています。


一日のスケジュール
Schedule
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6:00
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9:00
出社。顧客との打合せのネタを探して、業界紙をチェック。
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11:00
顧客と打合せ。ニーズを注意深く確認。
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12:00
同僚と会社の近くのお店で昼食。ランチの時は仕事の話厳禁!
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13:00
午前中の打合せ内容を英語でまとめ、海外パートナーにも共有。
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15:00
海外パートナーと、案件の対応状況を共有するためWebミーティング実施。
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16:00
顧客から受領した入札書類の読み合わせを、チームで実施。
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17:00
To Do事項を整理してメール返信などで対応、明日以降のTo Doも確認。
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18:00
退社。今日は体の調子も良いので、ブラジリアン柔術の道場へ。

私の世界の“つなぎ方”

海洋地質調査事業において、当社は海外のパートナー会社である海洋地質調査会社と協業しており、dailyにやりとりを行っています。このように洋上風力発電関連のビジネスを展開していくために必要な技術やノウハウを、国内外問わず見つけに行き、当社につないでいく。
それがお客様の期待を超えるソリューションの提供につながっていくと考えています。
