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職種紹介(海上職)

世界に広がる海の上で、グローバルに活躍する航海士と機関士。専門知識と技術を駆使して世界中にモノを運ぶ、社会になくてはならない仕事です。
海運のプロフェッショナルである海上職の仕事についてご紹介します。

海上職のミッション

お客様から預かった大切な貨物を無事に目的地まで届けるために、巨大な船舶を操りながら安全な航海を実現するのが海上職の使命。
航海士、機関士をはじめとする乗組員が強力なチームワークを発揮することで、どんな荒波も越えて行きます。

  • 01

    安全

    Safety

    船舶を安全に運航し、海上における人命、貨物及び環境を守るという使命を担う。

  • 02

    環境

    Environment

    地球・海洋環境を守るため、最適な省エネ設備の運用や運航により環境負荷の低減に努める。

  • 03

    品質

    Quality

    高い輸送品質で多種多様な貨物を、必要とされる場所に確実に届け、社会の発展に貢献する。

海上職の職位

Officer
甲板部
  • 船長

    Captain
  • 一等航海士

    Chief Officer
  • 二等航海士

    2nd Officer
  • 三等航海士

    3rd Officer
  • 甲板部員

    Crew
    • 甲板長
    • 甲板手(操舵手)
    • 甲板員
Engineer
機関部
  • 機関長

    Chief Engineer
  • 一等機関士

    1st Engineer
  • 二等機関士

    2nd Engineer
  • 三等機関士

    3rd Engineer
  • 機関部員

    Crew
    • 操機長
    • 操機手
CateringDepartment
司厨部
  • 司厨長

    Chief Steward
    • 司厨手
    • 司厨員

Officer

航海士

キャリアステップ

航海士キャリアステップの図
  • 三等航海士

    航海当直に加え、消火設備及び救命設備の保守・整備を行う。また、出入港手続きに関する書類業務や、航海日誌記録の取りまとめも行う。

  • 二等航海士

    航海当直に加え、航海計画の立案、海図の管理、航海機器の整備及び管理を行う。航海計画では、船長と相談し、目的港までの航路を決定する。

  • 一等航海士

    航海当直に加え、甲板部の統括者として貨物管理、船体整備計画立案・実行、甲板部の労務管理を担当する。また、二等航海士及び三等航海士の教育やサポートを行う。

  • 船長

    船の最高責任者。キャプテン又はマスターとも呼ばれ、指揮命令権、航海成就、緊急時の対応等、さまざまな役割を持つ。

勤務時間

1日を4時間ごとに分割して、それぞれの航海士が交代で航海当直を担当し、24時間365日絶え間なく船の安全運航を担います。
担当の航海当直以外の時間は、その他の業務をはじめ、睡眠や食事、自由時間となります。

航海士勤務時間のグラフ

Engineer

機関士

キャリアステップ

機関士キャリアステップの図
  • 三等機関士

    船種によって異なるが、主に油清浄機や造水装置、空調・冷凍装置、電機関連の設備を担当機器とし、それらの運転、保守整備や調整を行う。

  • 二等機関士

    船種によって異なるが、主に発電機やボイラを担当機器とし、それらの運転、保守整備や調整を行う。また、燃料油の取り扱い実務も担当する。

  • 一等機関士

    メインエンジンの運転、保守整備や調整を担当する。その他、機関部の労務管理や二等機関士及び三等機関士の教育やサポートを行う。

  • 機関長

    機関部の最高責任者であり、すべての作業の取り決め及び監督を担当。出入港も含め、機関長の判断及び指示により機関士が作業を行う。

勤務時間

航海士と異なり、通常航海中は、日中に勤務し、17時以降は機関室を無人化する「UMS Operation」 をとっています。
一方、荷役中や船舶の交通量が多い場所では、航海士と同じように、1日を4時間ごとに分割して、それぞれの機関士が交代で機関当直を担当します。

機関士勤務時間のグラフ

きみは、世界どうつなぐ?