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座談会

川崎汽船の社員たちは、どのような働き方をしているのか?入社動機、仕事内容、同期との関係や職場の雰囲気、働きやすさや今後のワークライフプランまで、それぞれ違う職場で働く、2018年に社会人となり、今年7年目の同期4人に語ってもらった。

TALK MEMBER

トークメンバー

  • 営業

    松永 紬

    Tsumugi Matsunaga

    財務グループ
    財務チーム

    2018年新卒採用
    (2024年取材当時、入社7年目)

  • 管理

    佐藤 みのり

    Minori Sato

    バルクキャリアグループ
    チップ・ハンディチーム

    2018年新卒採用
    (2024年取材当時、入社7年目)

  • 管理

    橋本 征樹

    Masaki Hashimoto

    人事グループ
    人事企画チーム

    2018年新卒採用
    (2024年取材当時、入社7年目)

  • 営業

    隈崎 翔真

    Shoma Kumazaki

    自動車船営業グループ
    ROROマーケティングチーム

    2023年キャリア採用
    (2024年取材当時、入社2年目)

Theme 01

求めていた
グローバルな環境が
ここにある。

  • Q. 入社を決めた理由、また入社前後のイメージギャップはありましたか?

  • 松永

    そもそも海運業界に興味を持ったきっかけは、ドイツのハンブルクという港町で育って、コンテナ船を見る機会があったことと、高校時代の修学旅行で帆船の旅をしてすごく楽しかったこと。そんな中で船とつながりのある仕事がしたいと思うようになりました。

  • 佐藤

    そうなんですね。実は私も、父の仕事の都合で学生時代、海外に住んでいたんですよ。それで父のように自分もグローバルな環境で働きたいと思っていました。また、単純に海が好きなこともあり、最初から海運業界が第一志望でした。その中でも当社の説明会が一番個性的でポップで、最も心に残ったことが決め手で、入社しました。

  • 松永

    なるほど。私が当社への入社を決めたのは、フィーリングが合うと感じたからです。フランクで面白そうな社員が多く、アットホームな会社だと思いました。

  • 橋本

    私は二人と違って、海外経験がなく、元々はグローバルに働くことに対して、関心がありませんでした。ただ、社会人になったら全然知らない環境に飛び込んでみたいと考えていて、そんな中でたまたま当社の説明会に参加し、これまでに海外経験がなくてもグローバルで活躍できるチャンスがあると聞いて、そこから当社に興味を持ちました。

  • 隈崎

    私も橋本さんと同じく、新卒時の会社選択の軸の一つは、グローバルで活躍できるチャンスがあることでした。それに加えて、インフラ整備に興味があったことからゼネコンに入社しました。インドネシア駐在なども経験したのですが、海外の特定の地域で働くより、国と国とをつなぐような仕事に就きたいと思うようになり、昨年、当社に転職しました。

  • 松永

    ところで、皆さんは、入社前後でイメージギャップはありましたか? 私は全くなくて……。思った以上に働く社員の雰囲気がアットホームであると感じて、改めて選んで良かったと思いました。

  • 佐藤

    私もギャップはなかったです。業務ではタフな場面も多いですが、仕事にやりがいを感じて楽しそうに働いている人が多く、入社前のイメージ通りでした。

  • 松永

    逆に私にとって嬉しいギャップだったのは、1年目早々から担当の船のオペレーション業務を行ったり、出張にも一人で行ったりと、若手に責任ある仕事をドンと任せる風土があることでしたね。

  • 佐藤

    それは私も感じました。それと、配属初日からすぐにグローバルさを実感できたのも、当社ならでは、だと思いました。常にコミュニケーションを取る相手が海外の人たちで、会話やメールもほとんど英語なのは想像通りでした。

  • 橋本

    他社で働く大学や高校の同級生と仕事の話をしていても、英語の使用頻度の多さや常に連絡を取っている方の国籍の幅広さという点で、当社で働きながら感じるグローバルさは群を抜いているなと思います。

  • 隈崎

    確かに。日常的に、海外各拠点の方々と協働しながら仕事を進めていますね。まさに自分が求めていたグローバルな仕事がここにありました。

Theme 02

ジョブローテーションをしながら、
仕事の幅を広げていく。

  • Q. これまでのキャリア、そして現在の仕事内容を教えてください。

  • 佐藤

    入社後3年間バルクキャリアグループの運航管理チームに所属し、その後1年間チップ・ハンディチームで営業・チャータリング経験を経て、産休・育休を1年間取得しました。復職後は元のチップ・ハンディチームに戻っています。

  • 橋本

    一貫してバルクキャリアグループでキャリアを積む佐藤さんと違って、私は結構異動しています。入社後1年間グループ会社に出向して、その後自動車船の部門へ異動し、運航管理や営業を経験しました。現在の人事グループに異動したのは入社5年目からです。

  • 松永

    私は入社1年目から5年目まで鉄鋼原料グループのオペレーションチームにいて、6年目に現在の財務グループに異動となりました。オペレーションチームの仕事とはガラリと変わったので、転職した気分になりました。

  • 隈崎

    昨年キャリア採用で入社して以来、自動車船営業グループの中でも、“High & Heavy”という、建設機械や高さ・重量のある非自走貨物をメインで取り扱っている部署に所属しています。

  • 橋本

    ところで、隈崎さんはキャリア採用で入社後、業務にはすぐに慣れることができましたか?

  • 隈崎

    おかげさまで。エンジニア出身で、営業やマーケティング業務は初めての経験なのですが、キャリア採用でもOJTで先輩や上司に丁寧に教えていただきながら業務に取り組むことができ、今では仕事の面白みも感じられるようになってきました。特に海外各拠点の同僚たちと協働しながら、仕事をやり切った時は達成感を覚えるし、やりがいも大きいです。

  • 橋本

    それを聞いて、安心しました。私が新卒・キャリアの採用計画・実施、人材育成に携わっていて醍醐味を感じる場面も、自分が採用に関わった社員の方が入社後、隈崎さんのように社内でイキイキと働いて成長している姿を見た時なんです。

  • 佐藤

    所属部署によって、やりがいの中身もいろいろですね。私が現在、主に国内の製紙会社向けに木材チップを運搬するチップ船の営業・管理に携わっている中でやりがいを感じるのは、日常でチップを原料としている紙類や商品を手に取る時。これが出来上がる過程に私たちのチップ船が役立っているのだなと思うと感慨深いですね。

  • 松永

    私が今、財務グループで担当しているのは、資金調達と管理。例えば、船を建造するために百億円程度の資金を金融機関から調達してくる際、好条件のレートを取ることができるよう交渉しています。また、今後どれくらい資金調達をする必要があるか計画を立て、実際に調達をすることが主な仕事内容です。好条件を取得できた時はやりがいを感じますし、それを事業部門に伝えて感謝してもらえる時も嬉しいですね。

Theme 03

心地よい人間関係と
制度の活用が、
働きやすさを生む。

  • Q. 同期との交流、働き方の魅力について教えてください。

  • 佐藤

    元々、同期の人数が少ないこともあって仲がいいですよね。同期のLINEグループもありますし。

  • 橋本

    日頃から交流があるし、同期が海外駐在に行く前のタイミングなど、歓送迎会などで集まる機会は多いですよね。

  • 隈崎

    びっくりしたのは、私の歓迎会も同期で開いてくれたことです。新卒入社とキャリア入社の壁が全くないんだなと思いました。

  • 松永

    それが当たり前の文化になっていますね。あと、陸上職だけでなく、海上職の同期とも仲がいいです。海上職の方が船から降りて陸上勤務することもあって、結構交流があります。

  • 橋本

    それと入社1年目から7年目まで毎年実施する研修で同期と会うのも貴重な機会です。そこでお互いの仕事について知ることができるので楽しいですね。

  • 松永

    本当に。海外駐在している同期もその時は帰ってくるので、それはすごく楽しみです。最終日の打ち上げをモチベーションに参加している人も多いですよね。

  • 隈崎

    私も研修に参加し、そこで初めて海外で働く同期たちと会って、世界各地で活躍する同期の話を聞いて頼もしく感じました。

  • 佐藤

    話は変わりますが、皆さんは当社の働き方についてはどう感じていますか。私は産休・育休からの復帰にあたって、人事や上司が私の希望を聞いてくださって、改めて働きやすい会社だと感じました。時短で働きつつも、営業で頑張りたいと伝えたところ、海外の船主・傭船者・荷主・ブローカーとのやりとりが多いチップ・ハンディチーム内でも、時差に影響されない国内のお客様向け営業を任せてもらえることになり感謝しています。

  • 橋本

    それぞれの社員の状況を考えて、働き方について考慮してくれるのは、当社の良さの一つですね。それに加えて現在は在宅勤務制度も整っているので、それらも活用しながら働くことも多いですね。私には二人の子どもがいるのですが、在宅勤務時は、朝は子どもを保育園に送り、打合せ等が入らなければ、夕方も迎えに行きます。逆に出社する時は仕事に集中しています。

  • 隈崎

    私も必要に応じて在宅勤務も活用しています。ただ、職場の風通しが良く、オフィス環境が整備されていてとても働きやすいので、私はなるべく出社したい派です。

  • 松永

    休みが取りやすいのもいいところだと思っています。去年結婚したのですが、結婚休暇に加えて7days休暇も取得しました。上司や周りの方々も一切嫌な顔をせずに、しっかり休みを取りなさいという感じでしたね。おかげさまで、ゆっくりオーストラリア旅行などを楽しむことができました。

  • 橋本

    皆さん、しっかり休暇制度を活用していて良いですね。私ももちろん活用していて、子どもが生まれた時は、産後パパ育休を取りましたよ。

  • 隈崎

    実は最近、結婚したばかりなんです。なので来年結婚休暇を取って、新婚旅行に行く予定です。先日航空券も購入しました。皆さんの休暇制度活用のお話、私も今後参考にしたいと思います。

Theme 04

たくさんある選択肢の中から、
自分に合ったキャリアを描いていく。

  • Q. これからのワークライフプラン、そして就活生へのメッセージをお願いします。

  • 佐藤

    今は子どもがまだ小さいので、時短勤務の制度は引き続き活用しようと思っています。その後はライフステージに合わせて、その時に自分ができる働き方ができればと。また、将来的には海外駐在も視野に入れています。

  • 松永

    私も将来的にはどこかのタイミングで海外駐在を経験したいと思っています。実際、子育て中の先輩女性社員で海外に赴任されている方がいて、すごくかっこいいなと憧れています。

  • 橋本

    人事グループの次のキャリアでは、営業部門で働きたいです。ただ、どんな部門に異動するにしても、大事にしたいのは家族の理解を得ること。今も、家族に「自分がどんな仕事をしているか」をなるべく話すようにしていて、理解してもらいやすい環境をつくっています。

  • 隈崎

    昨年当社に転職し、最近結婚してと、ワークとライフのビッグイベントが続き、充実した日々を過ごしています。既にグローバルな環境で働きたいという目標は達成していますが、将来的には海外駐在し、支店運営や戦略策定などの業務に携われたらなと思いながら、日々の業務に取り組んでいます。

  • 松永

    思い描いているキャリアプラン、ライフプランは人それぞれですね。当社には、それを実現できる将来の選択肢がたくさんあるのが嬉しいところ。それは働きがいにもつながります。これから就職活動する皆さんにも、そんな当社がご自身にフィットすると思っていただけたら、嬉しいですね。そして、当社のアットホームさを実感してもらいたいです。

  • 佐藤

    社会人になると1日の大半の時間が仕事で占められることになります。そうした中では、仕事が好きな方がきっと人生も豊かになると思います。私自身は、仕事に情熱を持つ人が多い当社の中で働いているうちに、自分も仕事が好きになっていったのかもしれないのですが……。その意味で、当社は仕事に情熱を持って働きたい人にはぴったりの会社だと思います!

※撮影はカジュアルデーに行なっております。

きみは、世界どうつなぐ?