メッセージ
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海運を舞台に“多様な経験”を重ねる自分の可能性を広げ、磨く
玉置 伸哉
TAMAKI SHINYA(Sebastian)
執行役員
人事担当、人事グループ長委嘱
“K”LINEが「培ってきたもの」と「これからの未来」とは
1919年創業以来、これまで幾多の荒波を乗り越え歴史を重ねて来ることができたのは、顧客のために従業員一人ひとりが知見を掛け合わせ最大限のパフォーマンスを発揮し続けてきたからこそ。100年以上続いた歴史はその結果でしかありません。

そんな私たちがビジネスをする上で追求し続けていくのは、「安全運航」と「高い輸送品質」。この2つは、当社の磨き上げてきた精密さと注意深さを生かせる分野であり、船という世界を駆け巡るプラットフォームを「いかに安全に」「いかに効率的に運行するか」は、100年以上かけて積み重ねてきたノウハウが際立つポイントです。

また、世界中でビジネスを展開し続ける企業として、低炭素化・脱炭素化に向けた取り組みも推進しています。船を動かす燃料をこれまでの重油から水素やアンモニア等の代替燃料に転換することで得られる二酸化炭素排出量低減検討や取り組み、排出された二酸化炭素を液化して安全な CO2 貯留サイトへ運搬し大気中のCO2を削減するプロジェクトなどが、今まさに進行しています。社会全体に対する環境負荷低減への最適解を選んで、これからも成長との両立を遂げていくことを目指していきたいと考えています。
“K”LINEで活躍できる人材とは
川崎汽船で活躍する人材には、3つの要素が必要になります。1つ目はチームワークを重視して働けること。海運業自体、世界を舞台にしており、多様な方々と関わるビジネスです。常に複数の国や地域をまたぎ、仕事に関わる人たちも複数の国籍を有し、多様な文化的価値観を持っていますし、社内でも一人ひとり考え方が違うことは当たり前ですから、相手と自分の個性を尊重しながらチームで働けることが大切です。

2つ目は、広範囲にわたる仕事を与えられても、それを自分ごととして最後までやり抜けること。競合他社の中でも売上の規模に比べて従業員数が少ないため、与えられる責任と裁量は大きいです。プレッシャーに負けず、前向きに取り組める人が大きく活躍しています。

3つ目は、中長期的な目線でビジネスに取り組み、キャリアを磨き上げていくことに面白みを感じられることです。私たちの仕事は、商売道具である船舶への投資にしても発注から数年後に完成、さらにそれを10年、20年といった期間で使用するという中長期的な時間軸が当たり前な世界です。だからこそ、入社から10年という期間を人材育成期間と捉え、基礎を大切にすることはもちろん、年次を重ねても常に新しい自己の可能性に気付き磨く充実した研修制度やジョブローテーションを通じて、多角的な視点を得ながら成長していただきたいと思います。
学生へのメッセージ
地球を感じながら仕事ができるというのは、とにかく面白いです。ビジネスフィールドの地理的な広さはもちろん、巨額な資本が必要な船の建造やサービスの運営管理など金額的な規模の大きさもあり、このダイナミックさを楽しんでもらえたら嬉しいです。

川崎汽船のキャリアパスのゴールは、海運のビジネス経営ができる「海運のプロフェッショナル人材」を輩出すること。本社でも、グループ会社でも、経営のプロとして中枢の人材として成長することを求めています。そのためにも若いうちから幅広く知見を貯められるよう、ジョブローテーションを通じて経験を積み、さらには海外での経験も重ねる中で、ご自身のキャリアを見出してもらえたらと思います。

川崎汽船では風通しの良い組織環境・風土を大切にしています。そういった中でコミュニケーションを実現することで、ビジネスの遂行や決断のスピード感にも繋がっていると思います。
これから入社してくださる皆さんも、目の前にいらっしゃる顧客と未来を見て仕事をし、川崎汽船という企業と一緒にさらなる成長をしていっていただくことを願っています。